おいしいらしい名古屋市の水道水

おいしいお水

名古屋市の水道水はおいしいとよくクチコミで聞きます。

水道水がおいしいと評判の都市は日本中探してもそうはありませんが、愛知県の 名古屋市は珍しくこれに該当するようです。 そんな噂を聞いて「お水がおいしいって言うのは物の例えで、キャバクラとか 水商売がおいしいって意味じゃないの?」と疑問に思いいろいろ調べたのですが、 どうも本当のようでちょっと驚きました。 蛇口を捻るだけで無限に出てきそうな名古屋市の水道水が、他の都市よりも格別 においしいと思われているようなのです。

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名水の要件

おいしい名水と呼ばれるための厳しい条件が設定されています。

名水とは「名古屋の水道水」の略称で性状について5つの要件が設けられています。 基準となるものが何も無しで「おいしい」を追求するのでは、向かうべき方向が 定まらないのでこのような指標が必要になったのでしょう。 ではどのような要件かというと、一番大きいのはミネラルがどれほど含まれているか を表す水硬度の数値です。 カルシウムとマグネシウムが水中に何グラム含有されているかで味が決まるので、 その数値が大きな意味を持つのです。

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水循環

いとも簡単に手に入る水道水ですがどこからやってくるのでしょう。

オトナなら片手で捻れば、自宅でも公園でもデパートでも水道水をいつでも入手 することが出来てしまいます。 蛇口のある場所、という制限はありますが人工の建造物が存在する場所なら 高確率でその半径数メートル以内に蛇口もあるはずですので、山へ芝刈りに出掛け たり川へ鮎釣りに出掛けたりした時でなければ、たいていは目の届く範囲に複数の 蛇口が確認できると思われます。 なので日常はその有り難味に気付きませんしどんなカラクリで製造されているのか 気にも留めないのですが、たまには考えてみましょう。

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水道水になるまで

名古屋市の水道水を略して名水と呼ぶのは有名な話ですね。

水循環の流れの中で水道水はどのように誕生するのでしょうか。 川を流れる水を使っていることは誰でも予想できると思いますが、年中一定の水量 の川はそうありませんし水源としてそこから毎日大量の水を引っ張ったらどこかで 水不足になる地域も発生してしまう可能性があります。 雨の少ない季節には川の流れも細くなるし、安定して供給されないと困るのが水源、 そして市民の皆様にお届けされる水道水です。

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